こんにちは、さらです。
今回は元手300万で月10万円の配当金を得る方法を解説していきたいと思います。
そんなことが本当に可能なの?
元手300万で月10万の配当金を得ることはできるのか?
理論上は可能。ただし長い時間はかかります。
高配当株投資をしている人なら、「そんなことできる訳ないじゃないか!」と怒っているかもしれません。
それもそのはずです。
株をやっている人なら分かりますが、配当金をもらうことはとても大変です。
配当利回りが3%~4%なら十分高配当株と呼べると思いますが、4%の高利回りで計算しても、月10万の配当金を得るためには3,000万もかかるからです。
配当金を得るための必要資金を計算するためには以下の計算式を使います。
配当金の金額(年間)÷配当利回り=必要資金
月10万だと、年間で120万だから、120万÷4%=3,000万になるね。
3000万!?全然300万じゃたりないじゃないか!
増配率について
具体的な方法を説明する前に「増配率」について理解する必要があります。
増配率とは前年度の配当金から何%上がったかを示すものです。
例えば、去年の配当金が100円だったとします。
次の年に配当金が110円に上がりました。
そうなると増配率は10%ということになります。
増配率の威力
100円が110円になったからってなんなのさ。
配当金の規模が小さいとすごさが分かりにくいですよね。
それでは、配当金が年間100万だったとしましょう。
増配率が10%なら、次の年は110万円、さらに次の年は121万円、その次は133万円とどんどん加速していくんです!
なんと10年後には235万円になります。
しかも、追加投資もせず、受け取った配当金も再投資しない計算で、です。
株を保有してるだけで、2倍になった!?
増配率ってすごいんだね・・・。
元手300万で月10万円の配当金を得る方法
増配率のすごさを分かっていただけたら本題に戻ります。
元手300万で月10万円の配当金を得るためには以下の手順で行います。
1.元手300万で配当利回り4%の増配率の高い株を買う
2.配当金が増えるまで放置する
以上です。
え!?それだけ!?
はい。たったこれだけです。
順調に配当金が増えてくれれば、追加投資もせず、配当金再投資もせずに月10万配当を受け取ることができるようになります。
ただし、かなり長い年数がかかります。
以下の表をご覧ください。
この表は毎年配当金が10%増配すると仮定して作った表になります。
1年目は、投資元本300万円で利回り4%の株を買ったと仮定して、配当金は12万になっています。
2年目以降は追加投資をせず、配当金が10%ずつ増えていくように計算しています。
この表を見ると、26年目で年間配当金は130万を超え、月10万の配当金を得られる計算になります。
もちろん、配当金は企業の業績によって増配するかしないか、どの程度増配するかが変わるのでこの表のように毎年10%増配するという訳ではありません。
しかし、優良な企業の株であれば増配率10%を超えることも珍しくありません。
さらに今回は配当金の再投資はなしで計算をしたので、再投資を行えばもっと早く月10万配当にたどり着くことができるでしょう。
生活にゆとりがある人であれば、追加投資をすることでさらに期間を短縮できます。
ちなみに先ほどの表を50年後まで続けるとこうなります。
50年後には年間配当が1280万、月の配当金が106万です(笑)
ここまで行くともはや使いきれないですね。
増配率10%の株
そうはいっても、増配率が10%以上の株なんてそんなにあるの?
過去10年間で増配率が10%以上の株をピックアップしてみました。
これはほんの一例で、まだまだ10%以上の株はたくさんあります。
あくまで過去10年間の平均増配率になります。
今後必ず増配するという訳ではありません。
元手300万で月10万円の配当金を得る方法まとめ
いかがだったでしょうか。
必ずしも毎年増配するとは限りませんが、過去において配当金は増配している企業が多いです。
増配率が高い企業に投資していけば、何十年後には配当金が2倍・3倍になっているかもしれません。
株を買うときにはぜひ「増配率」も加味していただければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
下のバナーをクリックしていただけると嬉しいです。
コメント